元保育士がおすすめする保育園で人気の絵本!暗記力と国語力がアップする「これはのみのぴこ」のレビューまとめ

幼児向け(3歳~6歳)

こんにちは!

今回は、
絵本「これはのみのぴこ」
についてレビューしていきます!

この本が面白いと感じる子どもは、
言葉のリズム感を楽しんだり
繰り返し良さを
感じたりできるタイプだと思います。

「声に出して読みたい」

「なんて書いてあるか知りたい」

「本の内容を覚えたい」と
本への関心と探求心が芽生え、
深まっていきます。

「これはのみのぴこ」の絵本は

暗記が楽しい!

と感じられます。

国語力に大切な
「てにをは」を学ぶ事ができます

この記事では
元保育士の私が、
絵本「これはのみのぴこ」の
魅力について
詳しく解説していきますね!

絵本「これはのみのぴこ」のあらすじ

「これは のみの ぴこ」

「これは のみの ぴこの 
すんでいる ねこの ごえもん」

「これは のみの ぴこの 
すんでいる ねこの ごえもんの 
しっぽ ふんずけた あきらくん」

ページをめくるごとに
言葉がつみかさなっていき、
最初は短かった文章が、
どんどん長い文章になっていきます。

物語はごえもんと呼ばれている
猫に住んでいる
ノミのピコからはじまります。

最初はこれからいったい
どう展開するのか全く想像もできません。

イラストが分かりやすい!

絵本では、
1文章につき、
1イラストで展開されます。

文字だけ見ても
わかりずらいのですが、
ページをめくるたびに
1文章づつどんどん追加されていきます。

リズムをつけて 楽しく読む

韻を踏んだラップのように、
読み続ける感じで、
早く読むことにより
音がどんどん楽しくなってきます。

お相撲さんの、
憧れの歌手の、
オウムを盗んだ泥棒に、
トマトをぶつけた八百屋のおっちゃんが・・・と
物語はノンストップで進みます!

繰り返される文章を
何回も聞いているうちに、
子どもたちは
思わず声に出してみたく
なることでしょう。

最後の結末が
どんどん知りたくなる絵本です。

絵本「これはのみのぴこ」の魅力を徹底レビュー

保育園で読んでみたらヒット!

絵本「これはのみのぴこ」は
図書館で偶然手にした1冊です。

作者の和田誠さんは、
色んな児童書の絵を描いており、
見たことある絵のタッチだなと思って
手に取ったことがきっかけです。

図書館の人はこの本をよくご存じで、
「これ、面白いですよ。」と
教えてくださいました。

とりあえず、読んでみよう、
と読み聞かせをしたところ、
想像以上にヒットして
驚いたことを覚えています。

年中・年長・小学校低学年におすすめ

年中、年長
小学1・2年生あたりに
おすすめの絵本かなと思います。

あまり幼いと
ちょっと難しいかもしれません。

暗記の楽しさを知る

物語が進むにつれて、
繰り返される文章と
新しく出てくる登場人物に
引き込まれます。

前半の文は同じ展開なので、
子どもは安心して聞くことができます。

物語が進むと、
1ページ毎の分量が増えるので、
「え!まだまだ増えるの!?」と
盛り上がります。

繰り返される言葉を覚えて
一緒に唱える子もいました。

実際に私が子どもに読み聞かせした際、
お話を気に入って
その後、何日かたつと
全文暗記してしまい、
「覚えちゃったよ♪」と
暗唱の発表をしてくれたことがありました。

インプットとアウトプットの楽しさ

子どもは
新しい事を覚えてインプットしたり、
それを誰かに聞いてもらう
アウトプットをしたり、
そしてそれを
ほめられたりするのが好きです。

年長クラスの担任だったときは、
みんなでいろいろと暗唱して楽しみました。

春の七草や、
秋の七草など
簡単な物から
じゅげむのような長い物も、
子ども達は楽しそうに、
あっという間に覚えていました!

国語力「てにをは」を知る

この絵本の良いと思うところが、
文章が少しずつ増えていく事で、
国語力の土台になる「てにをは」や、
主語がどれにかかっているのか
など分かりやすい所です。

絵があることで「てにをは」が分かりやすい!

一番最初に、
最後の文章を読むと、
何がなんだか分からなくなりそうですが、
最初から読むと
誰が何をした、
というのが、
少しずつ増えていき、
また絵もあるので
とても分かりやすいです。

普段の親子の会話では、
てにをはを省いて
しゃべってしまうことも多いですが、
子どもの、
国語力を伸ばすためには、
普段の会話でも
「てにをは」を意識すると・・・
なんていう情報も見たことがあります。

なかなか親子の日常会話の中で
実践は難しいですが、
この絵本を読むときは
少し「てにをは」を
意識して読み聞かせを
するようにしていました。

保育士時代には、
楽しく絵本の読み聞かせから、
暗記の楽しさを知ったり、
国語力につながったらいいな、
なんて思ったりしながら
子ども達に読んでいました。

まとめ

私自身、
この「のみのぴこ」の作品に出会って以降は、
読み聞かせの本を選ぶ際は
話の面白さはもちろんのこと、
読み聞かせ中の子どものリアクションや
反応を想像したり考えたりしながら
選ぶようになりました。

私自身の読み聞かせ力を
上げてくれた1冊でもあります(笑)。

保育園に努めていたときは
夕方の交流保育の時に読むと、
年長さんが覚えて
一緒に言っている様子をみて、
年中さんや年少さんも、
楽しそうに真似していました。 

子どもが覚えているので
年長の子が
小さい子に
読み聞かせをする姿もありました。

この記事が、
絵本「これはのみのぴこ」の
購入を検討している方の
参考になれば嬉しいです!

最後まで読んでくださり、
ありがとうございました!

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