元保育士がおすすめする保育園で人気の絵本!優しい子に育ってほしい方必見、親子の信頼関係について学べる「おじいさんと10ぴきのおばけ」のレビューまとめ

幼児向け(3歳~6歳)

こんにちは!

今回は、
絵本「おじいさんと10ぴきのおばけ」
についてレビューしていきます!

はじめ、実際に手に取ってみたとき、
おばけのお話なので、
こわい話なのかなと思いました

けれど、読み進めていくと、
とてもかわいくて、かしこくて、
主人公のおじいさん思いのおばけたちで
とても楽しみながら
子どもと一緒に見ることができる本でした。

かわいいおばけの様子に
ほっこりします。

今回は、
元保育士のある私が
この絵本の魅力について
解説していきます!

絵本「おじいさんと10ぴきのおばけ」のあらすじ

「おじいさんと10ぴきのおばけ」の絵本は
歳をとってしまったたおじいさんが
毎日居眠りばかりしている所から
はじまります。

そうじする元気もなく
部屋はクモの巣だらけです。

そこへ、仲良しの友だちのおばあさんから
プレゼントが届きます。

なんと可愛い10ぴきのおばけでした。

おじいさんはおばけたちに
ホットケーキを焼いてあげたり、
一緒にお風呂に入ったりと
おばけを可愛がります。

おばけたちはいたずらもするけれど、
きれい好きで、
クモの巣だらけのおじいさんの家を
ぴかぴかにしてくれます。

おじいさんは、
かわいいおばけたちのために
10個のベットをつくり、
おばけたちは毎晩そこで眠るように。

そんなある日、
おじいさんは高熱を出してしまいます。

おじいさんを心配するおばけたちは
暗い夜道を飛んでいき、
お医者さんを呼んできたり、
一生懸命看病したり、
スープを作ったりと奔走します。

おばけたちの
看病で
おじいさんは
元気になるのでしょうか。

おばけたちの
一生懸命な
かわいらしい姿に
癒される絵本です。

絵本「おじいさんと10ぴきのおばけ」の魅力を徹底レビュー

この絵本は
自分の子どもがとても好きだったので
シリーズで購入した本です。

最初は
子どもが学校の
図書の時間に選んで
持って帰って来て知りました。

あまりにもこのシリーズが大好きで、
何度も借りてきて
読んでほしいというので、
そんなに好きならと購入しました。

大人と子どもの優しい信頼関係が学べる

おじいさんが眠ってばかりだった
と書いてあるところから、
おじいさんが毎日の生活にハリがなく、
元気をなくしてしまっている様子が伺えます。

ところが、
友だちのおばあさんからプレゼントされた
かわいい10ぴきのおばけたちと過ごすうちに、
知らないうちに
生活のハリを取り戻し
元気になっていきます。

おじいさんの様子から、
目標や、趣味、友人など、
生活にハリとなるものが
とても大事だと気付かされます。

おじいさんとおばけたちは、
お母さん(親や祖父母)と
子どもの関係にも当てはまり、
とてもかわいらしい存在に
癒やされ笑顔になったり、
そういう存在がとても大切だと
再認識させてもらえるような絵本です。

子どもにとって大人が、
大人にとって子どもがかけがえのない存在で、
子どもと大人の優しい信頼が学べます

子どもにとっても
大人にとっても
ほっこりして、 幸せな気持ちに
なることでしょう。

この本を読むことで、
保育者と子どもが
優しい信頼関係を
つくる道しるべになると思いました。

おじいさんと10ぴきのおばけたちを読んで、
子どもたちと優しい気持ちや時間を共有し、
信頼を深められる
という点がとても魅力的だなと感じます。

保育園でこの絵本を読むと、
かわいいおばけたちに
自分たちを重ねるようで、
おばけが
色々お手伝いをがんばっている場面では、
とてもうれしそうな顔をして見ています。

素敵なストーリーから親も自己肯定感をもらえる

実際に話を読むと話の流れもわかりやすく、
スッと話の中に入り込んでいく印象でした。

おじいさんやおばけたちの絵も
柔らかなタッチで描かれており、
暖かくとても可愛らしくてほっこりします。

なんといってもストーリーがとても良く、
おじいさんが元気になっていくところは、
自分のことのように胸が熱くなり
嬉しくなってしまいます。

わかりやすく
子どもや大人の心を
引き付けてくれます。

とても大好きな絵本で、
子どもも好きでしたが 
私にとっても何回も手にとって
読みたくなる絵本なので、
買ってよかったと思います。

おじいさんが
可愛いおばけたちによって
元気になっていくところは、
おばけが子ども、
おじいさんが保育者や親というふうにも
読み取れて、
子どもにとって
私、つまり自分自身の存在が
とても大切な存在だと思え、
自己肯定感を感じられるように感じました。

自分の父母にも優しくしたくなる
そんな風にも感じました。

実際に読んでみると
ホッとする時間が広がり、
とても幸せな気持ちになり、
人に対しても
優しい気持ちになることができます。

まとめ

保育園でこの絵本を読むと、
「先生、何かお手伝いすることある?」など
子ども達が
声をかけてくれるようになりました。

お手伝いをお願いすると、
とっても嬉しそうにやってくれました。
お手伝いそのものが楽しい
という事もありますが、
助けになっている、
という事や、
誰かを手伝えている
という事が嬉しいというのもあると思います。

息子は私が体調を崩すと、
心配してくれて、
飲み物を持ってきてくれたり、
お手伝いをしてくれたりと、
一生懸命がんばってくれます。
(普段はそんなに動いてくれないのですが・笑)
そんな姿に癒されながら、
この絵本を思い出します。

もしかしたら
この絵本を小さい頃に読んでいたから、
おばけたちと同じように
優しい気持ちを
持ってくれたのではないかな、
とも思います。

この絵本は、優しい時間が持てるので、
寝かせつけや寝る前に
この本を読むと
お互いに気持ちよく眠る事ができるので、
寝かせつけなどでも
活躍してくれることでしょう。

この記事が絵本
「おじいさんと10ぴきのおばけ」の
購入を検討している方の
参考になれば嬉しいです!

最後まで読んでくださり、
ありがとうございました!

「おやすみなさいおつきさま」
寝かしつけに
こちらも
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