介護士の給料を上げる方法5選|資格・転職・夜勤で年収アップ【2026年版】

介護士の年収アップ5選|給料が上がらず悩む介護士に元保育士れいが解説する実践ガイドのアイキャッチ 転職
介護士の給料を上げる5つの方法(資格・処遇改善・転職・ケアマネ・夜勤手当)

「毎日体を張って働いているのに、手取りはこれだけ?」
「介護士の給料って、どうやったら上がるんだろう」

こんにちは、元保育士のれいです。
保育と介護は職種こそ違いますが、「体と気持ちを削っているのに、給料が見合わない」という感覚は近いものがあると思います。
私自身、保育の現場では腰が痛くても抱っこやおんぶは欠かせなくて、「この体で何年続けられるんだろう」と本気で不安になった時期がありました。

この記事では、介護士の給料を実際に上げる5つの方法と、動き出すときの順番を一緒に整理します。


2026年の介護士の給料の現状

最新のデータを見ると、介護士(福祉施設介護員)の給料はおおむねこのくらいです。

  • 平均月収(常勤):約24〜26万円
  • 平均年収:約300〜330万円
  • 全産業平均との差:約130〜150万円低い

「なんで自分たちだけこんなに低いんだろう」と感じるのは、当然の感覚だと思います。
ただ、ここで一つ押さえておきたいのが、同じ介護士でも、施設や資格、地域によって年収で100万円以上差がつくという事実です。「介護士の給料は低い」で思考が止まると、この差に気づけないまま働き続けることになります。


介護士の給料を上げる方法5つ

1つ目|介護福祉士の資格を取得する

介護職員初任者研修 → 実務者研修 → 介護福祉士、という段階で、給料アップが期待できます。
介護福祉士を持っているだけで、月1〜3万円の資格手当がつく施設は多いです。年収ベースだと、12〜36万円の差になります。

「勉強する時間がない」「仕事で疲れていて無理」という気持ちはとてもよく分かります。ただ、資格を取る数ヶ月の負担と、この先何十年の給料差を天秤にかけたときに、取りに行くほうが後悔は少ない選択です。

2つ目|処遇改善加算の高い施設に転職する

介護職員処遇改善加算は、施設によって取得区分が違います。
加算Ⅰ(最高区分)を取得している施設では、月3〜4万円の上乗せが平均的。同じ介護士・同じ経験でも、施設の加算区分だけで年収30〜40万円変わります。

求人票を見るときは、「給料◯万円」の金額だけでなく、処遇改善加算の区分と、特定処遇改善加算の有無を必ず確認してください。ここは自分で見るより、介護専門のエージェントに聞いたほうが正確です。

3つ目|給料が高い施設タイプ・エリアに移る

介護施設は、種類によって給与水準に幅があります。

  • 有料老人ホーム:比較的高め、夜勤手当も厚い傾向
  • 医療法人運営の施設:安定していて処遇も手厚め
  • 都市部の施設:地域加算や処遇改善加算が手厚い
  • 特養・老健:業務負担はあるが夜勤手当で年収を底上げしやすい

同じスキルでも、転職するだけで月2〜5万円アップするケースは珍しくありません。「自分の経験で、別の施設ではいくらもらえるのか」を知らずに今の施設で耐え続けるのは、本当にもったいないです。

4つ目|ケアマネジャーを目指す

介護福祉士として実務経験5年以上あれば、ケアマネジャー(介護支援専門員)の受験資格が得られます。
ケアマネは身体介護から離れられる職種で、月2〜5万円給料が高いことが多いです。体の負担が大きくなってきた介護士さんにとって、長く介護業界に関われるキャリアパスとして有力な選択肢です。

保育の世界にも似た構造があって、現場で体を使い続けることが将来に対して不安になると、現場と並走しつつ身体負担の軽い働き方に動きたくなる時期が必ず来ます。ケアマネはその受け皿として機能しやすい資格です。

5つ目|夜勤・手当でつみ上げる(短期の手段)

夜勤手当は1回5,000〜10,000円が相場。月4〜5回こなせば月2〜4万円アップします。
ただし、体と生活リズムへの負担は明らかに大きいので、長期の戦略としてはおすすめしません。資格と転職で上がる「土台」を先に作って、夜勤はあくまで短期の上乗せとして考えるのが安全です。


「転職」と「資格」のどちらを先にやるべきか

両方やれるならそれに越したことはないのですが、現場で働きながら両方を同時進行するのは現実的に大変です。
順番で迷うなら、まず転職で施設を変えるほうが早く給料が上がる人が多いです。

  • 転職:数ヶ月で月2〜5万円の変化
  • 資格:取得に数ヶ月〜1年+その後の給料反映

体の負担が限界に近いなら、なおさら先に施設を変えたほうが良いです。疲労が限界を超えてからでは、資格勉強に回すエネルギーが残っていません。


相談だけでもOKの介護士エージェント

「まだ転職までは考えていないけど、今の施設が妥当か確かめたい」という使い方でも大丈夫です。介護専門のエージェントは無料で使えて、加算区分・給与相場・夜勤条件まで具体的に教えてもらえます。

個人的な反省として、私は保育を離れるか悩んでいた3年近く、週末になると自分でネット検索するばかりで時間を溶かしていました。その時間を最初にエージェント相談に使っていれば、もっと早く楽になれたはずです。
同じ失敗を介護士さんにはしてほしくないので、迷っている段階でも声をかけてみてください。


よくある質問

Q. 資格なしでも給料は上げられますか?

A. 上げられます。処遇改善加算Ⅰの施設や、給与水準の高い施設に移るだけで月2〜3万円アップは現実的です。資格は並行して取りに行くのが理想ですが、資格なしでも施設選びで年収は変わります。

Q. 今の施設で給料交渉は有効ですか?

A. 在籍年数・資格・実績を根拠にすれば有効なケースもあります。ただし、施設の報酬体系は介護報酬という公的単価に縛られているので、交渉で上げられる幅には構造的な限界があります。大きく変えたいなら転職のほうが確実です。

Q. 40代・50代でも転職で給料は上がりますか?

A. 上がります。介護業界は慢性的な人手不足で、経験者の需要が年代問わず高いです。40代・50代で役職経験や介護福祉士をお持ちなら、むしろ好条件で迎えられるケースも多いです。


最後に|その努力には、ちゃんと値段がついていい

介護士さんの仕事は、誰かの毎日を支える仕事です。
体を張って、心も使って、家族の代わりに誰かの生活を守っている。その努力に見合った給料をもらうことは、当然の権利だと私は思っています。

「低い給料で我慢する」ことが美徳とされる時代は、もう終わっていいはずです。
自分の働きに、ちゃんと値段をつけ直す一歩を、今日踏み出してみてください。


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