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「利用者さんの笑顔が見たくて、この仕事を選んだ。でも腰が、もう悲鳴を上げている」
そう感じているあなたに、元保育士の私から話しかけてもいいでしょうか。
私は介護士ではありません。でも、同じ対人・身体負荷の大きい福祉職として過ごしてきたので、「この体でいつまで続けられるんだろう」という不安は、他人事には思えません。抱っこもおんぶもまだまだしてあげたいのに腰の痛みが日に日に深くなっていった日々、休憩を返上して書類に向かっていた夜、「このまま体を壊したら、もう戻れないかもしれない」と怖くなった瞬間——介護士さんの現場は、さらに負担が重いはずです。
保育を離れた今、私は文章を書く仕事を続けています。現場の外に出てみて強く感じているのは、「福祉の現場経験は、デスクワーク系の仕事でもちゃんと評価される」ということ。介護士さんにも、選べる道がちゃんとあります。この記事では、現場を続けるか離れるかを考え始めているあなたに、具体的な選択肢をお伝えします。
・体への負担を減らす働き方の選択肢
・「介護の仕事が嫌なのか、今の職場が嫌なのか」の見極め方
・介護経験が活きるデスクワーク系の職種5つ
・腰痛・体力の限界が「転職の正当な理由」になる根拠
・転職を成功させる3つのステップ
「介護士はデスクワークなんて無理」は思い込みかもしれない
私が保育士を辞めると決めたとき、一番悩んだのが「保育しかできない私に、他の仕事なんてできるんだろうか」でした。介護士さんも、同じ不安を抱えている方が多いんじゃないでしょうか。
でも、転職活動を進めるなかで気づいたんです。介護や保育の現場で身についた力は、デスクワーク側でむしろ求められていると。
介護士さんが気づかないうちに磨いている力を、書き出してみます。
- ご家族への説明・相談対応 → コミュニケーション力・傾聴力
- 介護記録・申し送り・報告書 → 文章作成力・情報整理
- レクリエーションの企画・運営 → 企画力・段取り
- 看護師・ケアマネ等との連携 → チームワーク・調整力
- 認知症ケア・感情に寄り添う対応 → 共感力・問題解決力
「介護しかできない」んじゃなくて、「介護を通じてビジネスに通じる力を磨いてきた」んです。この見方が変わるだけで、選択肢が一気に広がります。
その前に一度だけ|「介護の仕事が嫌なのか、今の職場が嫌なのか」
転職を考え始めたとき、一度だけ自分に問いかけてほしいことがあります。
「介護という仕事自体が嫌なのか、今の職場・環境が嫌なのか」
私が保育士だったとき、子どもたちのことは心から好きでした。それでも職場の雰囲気、人間関係、体への負担が重なると、「保育士を続けるのが嫌になった」と思い込むようになっていました。でも辞めた今振り返ると、嫌だったのは仕事そのものじゃなく、環境だった部分が大きかったんです。
介護士さんも、同じかもしれません。忙しい現場では先輩も余裕がなくて、それは仕組みの問題なのに、どこか「自分がダメだから」と思ってしまう。仕事か環境か、を切り分けるだけで次に進む方向がはっきりします。
- 「介護の仕事は好き・でも職場がしんどい」→ 介護系の別の施設への転職
- 「体力・腰の限界。介護の現場から離れたい」→ デスクワーク・異業種への転職
- 「介護という仕事から、全く違うことをやってみたい」→ 完全異業種・在宅の仕事も検討
腰痛・体力の限界は、転職の「正当な理由」です
厚生労働省の調査では、介護職を含む「保健衛生業」の腰痛発生割合は他業種と比べて圧倒的に高いことがわかっています。介護労働実態調査でも、介護職の約3割が「身体的負担が大きい」ことを悩みとして挙げています。
「腰が痛い」は甘えじゃないです。体を守ることは、長く誰かの役に立ち続けるための土台です。腰痛は放置すると慢性化したり、日常生活にまで支障が出るリスクもあるので、「まだ我慢できる」段階で動き始めるのが一番いいタイミングです。
介護経験が活きるデスクワーク系の職種5つ
1つ目|介護事務
施設でのデスクワーク専門職。レセプト(介護報酬請求)業務や書類作成が中心で、身体介護はほぼありません。現場を知っているからこそ即戦力として評価されやすく、未経験からの挑戦もしやすい職種です。月収目安は20〜25万円、施設によっては在宅勤務の求人もあります。
2つ目|生活相談員・支援相談員
利用者やご家族の相談対応、入退所の手続きなどを担当します。身体介護の機会は少なく、デスクワーク中心。介護現場で培った「人に寄り添う力」がそのまま活きる職種で、月収目安は23〜30万円。キャリアアップもしやすいポジションです。
3つ目|ケアマネジャー(介護支援専門員)
介護職の実務経験5年以上で受験資格が得られます。利用者宅への訪問や書類作成が中心で、重い身体介護はほぼありません。収入アップが期待でき、在宅勤務可の求人も増えています。介護士からの「王道キャリアアップルート」で、月収目安は28〜38万円。
4つ目|医療・介護業界の営業・コンサルタント
介護用品・福祉機器の営業や、介護施設向けのコンサルタント業務。現場を知っているからこそ信頼されやすく、基本的にデスクワーク中心です。年収アップも狙いやすく、月収目安は25〜40万円。
5つ目|医療・介護系ライター・監修者
健康・介護・福祉系メディアへの記事執筆や監修のお仕事です。完全在宅で働けるケースが多く、副業から始めて本業に移行した方もいます。介護の専門知識があるだけで、高単価の案件を受けやすくなります。未経験からでも、ブログや自分の発信で少しずつ実績を積んでいけます。
介護専門のエージェントは、「腰への負担が少ない職場かどうか」や「夜勤なしデスクワーク中心」などの条件を事前に確認してくれます。自分ひとりで調べるより、プロに条件を伝えて探してもらうほうが圧倒的に効率的です。「腰痛持ちでも働きやすい職場を探しています」と正直に伝えるのが、一番の近道です。
完全に介護から離れる選択肢もある
「介護の仕事から完全に離れて、全く違うことをやってみたい」——その気持ちも、全然おかしくありません。介護で身につけた力は、どの業界でも通用します。
- 在宅事務・データ入力:パソコンの基本操作があれば未経験からOK
- カスタマーサポート(在宅):傾聴力・コミュニケーション力が活きる
- Webライター:介護・医療ジャンルで専門家として重宝される
- 研修トレーナー・セミナー講師:介護知識を教える側に回る
- 一般企業の人事・総務:人を見る力・調整力が評価される
完全異業種・在宅を目指すなら、在職中に少しだけスキルを積んでおくのがおすすめです。Excelの基本操作、Wordでの文書作成、タイピング練習——これだけで応募できる求人の幅がぐっと広がります。無料の動画サービスや、月額数百円のアプリで十分学べます。
転職を成功させる3つのステップ
1|「辞めたい理由」より「理想の働き方」を書き出す
最初にやってほしいのは、ノートに「自分が絶対に外せない条件」を書き出すことです。
- 身体介護がない、または少ない
- 夜勤なし・土日休み
- 月収◯万円以上
- できれば在宅か、時間の融通がきく仕事
- 長時間立ちっぱなしの仕事は避けたい
「なんとなく辞めたい」が「こういう仕事に就きたい」に変わった瞬間、転職活動の向き合い方がガラッと変わります。
2|転職エージェントに「相談だけ」してみる
「登録したら強引に転職させられそう……」と思っている方、その気持ち、よくわかります。私も最初そう思っていました。でも実際は、担当者は話をじっくり聞いてくれて、自分では思いつかなかった選択肢をたくさん提案してくれました。相談は無料、転職しなくても問題ありません。
転職エージェントは「転職を決めた人が使うもの」じゃなくて、「迷っている段階から使えるもの」です。「腰が限界なんですが、デスクワークに転職できますか?」という相談でも、プロが一緒に考えてくれます。
正直に書くと、私は最初エージェントを使わず、自分で求人サイトを眺めるだけの週末を3年近く続けてしまいました。結局、エージェントに相談してからのほうが何倍も早く進んだので、早めに頼って本当に良かったと思っています。
3|在職中に動き始める
退職してから転職活動を始めると、焦りから妥協しやすくなります。今の職場を続けながら、少しずつ情報を集めて動き始めるのが、後悔しない転職の一番の秘訣です。
転職エージェントは「介護系」と「総合型」を使い分ける
介護系デスクワークへ転職するなら「介護専門エージェント」
介護事務・生活相談員・ケアマネなど、介護業界でのデスクワークを目指すなら、介護職専門のエージェントが圧倒的に強いです。「腰に負担の少ない職場」「夜勤なし」「デスクワーク中心」などの条件で絞った非公開求人を紹介してもらえます。
腰への限界を感じながら毎日頑張っているあなたへ。相談だけで終わってもいい、転職しなくてもいい。まずどんな選択肢があるかを聞いてみるだけで、気持ちが少し軽くなります。
異業種へ転職するなら「総合転職エージェント」
介護以外の仕事を探すときは、幅広い業種を扱う総合型の転職エージェントが力になってくれます。「自分のスキルをどう活かすか」のアドバイスや、自己分析のサポートも受けられます。
面接で「腰痛」のことはどう伝える?
腰痛のことを面接で伝えるのは、多くの方が不安を感じます。ポイントは「弱点」として伝えるのではなく、「適切な職場で長く活躍したい」という前向きな姿勢で伝えることです。
❌「腰痛があるので身体介護はできません」
✅「これまでの介護経験を活かしながら、相談員・事務職として長期的に貢献したいと考えています」
言い方ひとつで、印象はまったく変わります。
よくある質問
Q. 介護からデスクワークへの転職は難しいですか?
A. 介護系のデスクワーク(事務・相談員・ケアマネなど)であれば、現場経験が強みになるので難易度は比較的低いです。完全な異業種への転職は、エージェントのサポートがあれば着実に進められます。
Q. 資格がなくてもデスクワークに転職できますか?
A. 介護事務や一部の生活相談員ポジションは、資格がなくても挑戦できる求人があります。ただし資格があったほうが有利な場合も多いので、在職中の取得をおすすめします。
Q. 転職後に収入は下がりますか?
A. 介護事務などは夜勤手当がなくなる分、一時的に下がるケースがあります。生活相談員・ケアマネなら、同等以上の収入も十分狙えます。エージェントに年収シミュレーションを聞いてみるのがおすすめです。
Q. 40代・50代でも転職できますか?
A. 介護の実務経験や資格(介護福祉士・ケアマネ等)があれば、40代・50代でも転職市場での評価は高いです。特に生活相談員・ケアマネ・介護事務は、年齢より経験が重視される職種です。
最後に|「腰が限界」は、次のステージへ進むサインです
介護士として、ずっと人のために働いてきたあなた。その経験と心の強さは、次の仕事でも必ず役に立ちます。
「登録してみようかな」と思ったそのタイミングが、一番いいタイミングです。体を壊してから動くより、少し余裕があるうちに話だけでも聞いてみてください。完全無料、しつこい勧誘もありません。
デスクワークに転職するなんて無理だと思っていた——これは保育士時代の私です。でも現場から一歩外に出てみると、福祉で培った力は思った以上に評価されました。あなたにも、きっと選べる道があります。まずは無料の相談から、小さな一歩を踏み出してみてください。
介護士向けの転職エージェント・求人サイトの選び方
「自分の経験で、別の施設ではどんな条件がもらえるんだろう」と思えたタイミングで、外の誰かに一度話を聞いてみるのが、私からの最後のひと押しです。介護士向けのエージェントを、私の視点で3社だけに絞って正直に紹介している記事を別にまとめています。
「まずは話を聞くだけ」でも歓迎してもらえる3社を紹介しています

