40代で病棟がもう限界…看護師の私が「辞めたい」と思ったときに動いた3つのこと

病棟以外の働き方

「病棟がもう限界、辞めたい」
「でも40代で次の場所はあるの?」
「動かなきゃと思いながら、何ヶ月も経ってる」

もし今、毎日そんなことを考えているなら、この記事を読んでみてください。

こんにちは。総合病院から訪問看護、最終的に保育園の看護師に落ち着いた、あかりです。

40代で病棟看護師を続けることがきつい——これは、本当によく聞く悩みです。
私自身、急性期病棟で20年以上働きました。40代に入ってから「辞めたい」と毎日思いながら、なかなか動けない時期が3年くらいありました

この記事では、40代の私が「病棟を辞めたい」と思ったときに実際に動いた3つのことを、正直にお伝えします。
迷っているあなたが、無理なく自分のペースで動ける材料になれば嬉しいです。

この記事を書いている人

40代後半、看護師歴24年。総合病院の急性期病棟で長く勤務した後、訪問看護を経て、今は保育園で子どもたちと向き合う毎日です。
病棟を「辞めたい」と毎日思っていた頃の自分の話を、当時の気持ちのまま書きます。

40代で病棟が「もう限界」と感じる本当の理由

40代の看護師が病棟をきついと感じる理由は、20代・30代とは少し違います。

理由①|夜勤明けの回復が、根本的に遅くなった
20代の頃は夜勤明けに寝れば回復していたのに、40代に入ると3日経っても疲れが抜けない。これは加齢による自律神経の変化で、根性論ではどうにもなりません。

理由②|「あと10年これを続けられる気がしない」
病棟看護師として20年やってきて、次の10年が想像できなくなる瞬間がきます。私もそうでした。

理由③|家族の事情と勤務シフトの両立が限界
子どもが受験期、親が高齢化、自分自身の更年期。40代は人生イベントが重なる時期で、シフト勤務との両立が一気に苦しくなります。

理由④|中堅としての立場のしんどさ
プリセプター、リーダー業務、新人指導、委員会。役割が増えて、自分のための時間がなくなる。これも40代特有のきつさです。

私が「病棟を辞めたい」と毎日思っていた頃の話

少しだけ、当時の自分の話をします。

朝、目覚ましが鳴ると胃がキュッとなる。
休日は何もする気が起きずに、ベッドで一日終わる。
夜勤明け、家に帰る途中の信号待ちで、理由もなく涙が出てきたこともありました。

それでも私は、3年くらい辞められなかったんです。
「私が辞めたら、人手不足で病棟が回らない」
「40代で転職先なんてあるのか」
「辞めたら、看護師人生が終わる気がする」

——今思えば、全部、自分を縛っていた思い込みでした。

私が動いた3つのこと

「辞めたい、でも動けない」状態から抜け出すために、私が実際に動いたのが、この3つです。
順番が大事なので、順を追ってお伝えします。

ステップ①|自分の限界サインを「言語化」した

まず私がやったのは、頭の中でぐるぐる考えていた「しんどい気持ち」を、紙に書き出すことでした。

  • 朝、起きるのがつらい
  • 夜勤明けが回復しない
  • 仕事中にミスが増えた
  • 患者さんに優しくできない瞬間がある
  • 休日が「次の出勤までの回復期間」になっている

書き出してみたら、「私、想像以上に限界だったんだ」と客観的に気づけました。
頭の中で考えているうちは、「みんなもきついはず」「私だけじゃない」と打ち消してしまいます。紙に書くと、ごまかせなくなるんです。

ステップ②|辞める前に「次の選択肢」を3つ調べた

次にやったのは、「病棟以外で40代看護師が働ける場所」を3つ調べたことでした。

  • 訪問看護
  • クリニック
  • 保育園看護師

調べてみると、「あ、こんな働き方が今の自分にもできるんだ」と知るだけで、肩の力が抜けました。
「辞めたら看護師として終わり」という思い込みが、「あ、看護師の仕事って病棟以外にもあるんだ」に変わった瞬間でした。

ステップ③|転職サイトに「登録だけ」した

最後に動いたのが、看護師専門の転職サイトに登録だけすることでした。

最初は怖かったです。
「登録したら絶対に転職しなきゃいけない気がする」
「エージェントからしつこく連絡が来そう」

でも実際は、ただ求人を眺めるだけでOK
エージェントから連絡が来ないように設定もできます。
今すぐ動かない前提で、1ヶ月くらい求人を眺めてみる」——これだけで、十分でした。

私が見ていたのは「夜勤なし・40代OK・週4日勤務」みたいな条件。
求人ページを開いて、「こんな働き方が本当に存在するんだ」と知るだけで、しんどさが少しだけ軽くなったのを覚えています。

病棟を離れて、変わった3つのこと

「動いた」その先で、私の生活はこう変わりました。

変化①|朝起きるのが、しんどくなくなった
出勤前の胃の痛みが、ある日からふっと消えました。夜勤がない生活は、本当に静かで、穏やかです。

変化②|「あと何年やれるか」を考えなくなった
40代後半でも、毎日「今日も働けてる」と思える日々になりました。先の心配が消えると、心が軽くなります。

変化③|家族との時間が増えた
土日祝が休めるだけで、家族の予定に普通に参加できるようになりました。「普通の生活」のありがたさを、改めて感じています。

40代で病棟を辞めるときに知っておいてほしいこと

正直に書きます。
病棟離脱には、いいことばかりではなく、覚悟が必要な部分もあります。

①給料は下がる可能性が高い
病棟の夜勤手当を失うので、月収で5〜10万円下がるケースが多いです。これを織り込んで動かないと、転職後に後悔します。

②「看護師としての腕」が変わる
採血・点滴・急変対応など、病棟スキルは確実に落ちます。逆に、別の専門性(保健・予防・在宅)が育ちます。

③「すぐ動かなくていい」も選択肢
病棟を続ける選択も、立派な選択です。「情報を持っておくだけ」でも、今の気持ちが少し楽になります。

辞めるかどうかは、情報を集めてから決めればいいんです。

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まとめ|「動けない」のは、あなたが弱いからじゃない

40代で病棟が限界になるのは、あなたが弱いからではありません。
身体の変化・家庭の事情・職場の役割の重さが重なる、人生の時期だからです。

辞めなくてもいい。続けてもいい。
でも、「情報を持っているか、持っていないか」で、明日の気持ちは大きく変わります。

私自身、3年間動けませんでしたが、「登録だけ」を踏み出した日から、人生の景色が変わりました。
あなたの一歩も、無理せず、自分のペースで踏み出してみてください。

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