介護の夜勤、辞めていいです|元保育士が見えた、日勤のみで続けられる4つの施設

夜勤を辞めて日勤のみで介護を続ける道を整理した記事のアイキャッチ 転職

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「夜勤の翌日、休みの日なのに体がだるくて何もできない」
「夜勤専従に近いシフトで、生活リズムがぐちゃぐちゃ」
「日勤だけで働けるなら、介護を続けたいのに」

こんにちは、元保育士のれいです。私は介護の現場で働いた経験はありませんが、保育園で同僚だった方が、保育の仕事から介護の世界に転職して今も続けています。その方が選んだのは、夜勤なしのデイサービスでした。

介護の仕事は、夜勤がきつくて辞めていく人が多い分野です。でも、夜勤を辞めて日勤だけで続けている介護士さんも、現場にはたくさんいます。この記事では、夜勤を辞めて日勤だけで続けたい介護士さんに向けて、選択肢になる4つの施設タイプと選び方を整理します。

📖 この記事に書いてあること
・夜勤なしで介護を続けられる施設タイプ4つ
・各タイプの特徴・給与の違い
・夜勤を辞めて変わること(生活リズム・体・気持ち)
・夜勤なし求人を見つけるコツ

先に:夜勤を辞める道は、思ったより広い

「介護=夜勤あり」というイメージが強いですが、これは特養(特別養護老人ホーム)や老健(介護老人保健施設)の現場が頭に浮かぶからです。実際は、介護業界の中でも「日勤のみで働ける施設」はいくつもあります
夜勤を辞めるのは「介護を諦める」ことじゃなく、「自分の体に合った働き方に選び直す」ことです。気持ちが落ち着いたタイミングで、選択肢を眺めるところから始めてもらえたらと思います。

介護で「夜勤なし」が叶う施設タイプ4つ

施設タイプ 特徴 月収目安
1. デイサービス
(通所介護)
日中だけ利用者さんが通う。送迎・入浴・レクが中心。夜勤なし 19〜23万円
2. 訪問介護
(ホームヘルパー)
利用者さんの自宅で生活援助・身体介助。1人で動くので人間関係のストレス少なめ 19〜25万円
3. 通所リハ
(デイケア)
医療系のリハビリが中心。看護師・理学療法士と協働。夜勤なし 20〜25万円
4. サ高住の日勤
(サービス付き高齢者向け住宅)
高齢者の住まいで、日勤帯のみの介護スタッフ募集あり。早番・遅番のシフトで夜勤なしが選べる 19〜24万円

※給与は地域・経験・資格により変動します。介護福祉士資格があれば、各タイプとも+1〜3万円が目安です。

各タイプの向いている人・特徴

① デイサービス|未経験から夜勤なしを始めるなら最有力

日中だけ利用者さんが通う施設で、夜勤がそもそも存在しません。送迎・お風呂・食事介助・レクリエーションが中心で、身体介助の量は特養より軽め。
「介護をしながら、ある程度の体力的な余裕を確保したい」方に合っています。レクリエーションが好きな方や、利用者さんと会話を楽しめる方は、デイサービスでイキイキ働く事例が多いです。

② 訪問介護|1人で動きたい方・通勤負担を減らしたい方に

利用者さんの自宅に伺って、生活援助(料理・掃除・買い物代行)や身体介助(入浴・排泄・着替え)をおこなう仕事です。1軒の訪問が30分〜1時間で区切られているので、施設のように長時間続く現場とは負担感が違います。
1人で動く時間が多いので、職場の人間関係のストレスが少ないのも特徴。逆に、急変対応を1人で判断する場面があるので、ある程度の経験を積んでから移る方が安心です。

③ 通所リハ(デイケア)|医療と介護の両方に関わりたい方に

医療系のリハビリ施設で、看護師・理学療法士・作業療法士と協働しながら介護を行います。利用者さんは日中だけ通う形式なので、夜勤なし。
医療色が強い分、認知症ケアより「機能訓練のサポート」が中心になります。「介護の中でも医療側に近い領域で働きたい」方に向いています。

④ サ高住の日勤|柔軟なシフトで夜勤なしを選べる

サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)の介護スタッフは、施設によって「夜勤あり/日勤のみ/夜勤専従」を分けて募集していることが多いです。「日勤のみ希望」と最初から伝えれば、夜勤を回避できる施設が見つかりやすいです。
ただし、施設の方針によっては「夜勤なしだとシフトが取りづらい」ケースもあるので、面談で確認してから決めるのが安全です。

夜勤を辞めると、変わること

夜勤を辞めた介護士さんが「変わってよかった」と話す代表的なポイントは、次の3つです。

  • 生活リズムが整う:起きる時間・寝る時間が一定になり、自律神経の不調が落ち着きやすい
  • 家族と過ごせる時間が増える:夜勤中の罪悪感や、夜勤明けの「家にいるのに眠ってばかり」が消える
  • 長く続けられる安心感:「あと10年続けられそう」という感覚が、日々の気持ちを軽くしてくれる

これは介護に限らず、保育・看護でも夜勤を辞めた方から共通して聞く声です。夜勤の負荷は、本人が自覚するより大きく体に来ているのが、現場の実感です。

でも、注意点も正直に

夜勤を辞めると、当然ながら夜勤手当の分の収入は減ります。月3〜6万円程度が目安で、年収にすると40〜70万円のダウンになるケースがあります。
ただ、この「夜勤手当ぶんの収入減」と「体・家族との時間・長く続けられる安心感」を天秤にかけたとき、後者を選ぶ介護士さんは少なくありません。生活設計と相談しながら判断してもらえたらと思います。

もう一点。デイサービスや通所リハは、特養と比べて身体介助の量が少ない分、「介護スキルの幅が狭くなる」と感じる方もいます。経験を積み直したいタイミングで、また施設介護に戻る選択肢もあるので、長期目線でキャリアを考えるのが現実的です。

夜勤なし求人の探し方

求人サイトで「夜勤なし」「日勤のみ」のチェックボックスがある場合は、それで絞り込むのが早いです。ただし、求人票だけでは「実際に夜勤なしを通せるか」までは分かりません。
転職エージェントに「夜勤なしで続けられる施設だけ紹介してください」と一言伝えれば、施設の内情まで踏み込んだ情報をもらえます。「実際の夜勤回数」「日勤のみ希望が通りやすい施設か」「離職率」など、自分では聞きにくい情報を担当者経由で確認できるのが大きいです。

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よくある質問

Q. 夜勤なしで介護福祉士の経験は積めますか?
A. 積めます。介護福祉士の受験資格は「実務経験3年+実務者研修」が中心で、夜勤の有無は関係ありません。デイサービスや訪問介護で3年経験を積んで、介護福祉士を取った方も多いです。

Q. 夜勤手当ぶんの収入減は、何でカバーできますか?
A. 介護福祉士・主任介護支援専門員などの資格を取ると、月1〜3万円の資格手当がつくケースが多いです。長期視点で資格を取りながら年収を戻していく方が、体に優しいキャリア設計になります。

Q. 一度夜勤なしにしたら、もう特養には戻れませんか?
A. 戻れます。介護業界は施設タイプを変えやすい業界です。「いまは日勤のみ、3年後にまた特養に戻る」というキャリア設計もあります。

最後に|夜勤を辞めるのは「諦め」じゃなくて「選び直し」

夜勤を辞めると決めるのは、介護を諦めることじゃありません。自分の体と生活に合った働き方に「選び直す」ことです。
介護の仕事自体は好きで続けたい、でも夜勤の負荷は限界——そんな声を、現場では何度も聞いてきました。日勤のみで長く続ける道は、ちゃんとあります。

夜勤続きで疲れている日は、何もしない時間も大切です。今日は調べる気力がない、というときはブラウザを閉じてしまって大丈夫です。気持ちが少し戻ってきたタイミングで、また読みに来てもらえたらと思います。


介護の別の働き方も気になる方へ

夜勤なし以外の道もちょっと気になる方は、こちらも読んでみてください。


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