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「もう限界かもしれない」
「こんなに弱い自分が、保育士でいていいのかな」
「でも、1年目で辞めるなんて許されない気がする」
夜、布団の中でそんなことを考えて、朝が来るのが怖くなる。
共感で涙が出てきた方も、もしかしたらいるかもしれません。
こんにちは、元保育士のれいです。
先に、一番伝えたいことだけ書きます。
1年目で「辞めたい」と感じるのは、弱さでも甘えでもありません。
むしろ、それだけ真剣にこの仕事に向き合っている証拠だと、私は思っています。
この記事では、1年目で辞めたいと感じるよくある理由と、「今辞めるかどうか」を一緒に考える判断軸を、私自身の1年目の記憶を織り交ぜながらお伝えします。
・1年目で辞めたいと感じるのが普通な理由
・辞める前に自分に問いかける5つのこと
・辞めていい場合・もう少し続ける場合の見分け方
・元保育士のれいが1年目に感じたこと
先に:今夜は、何も決めなくていいです
もし今、「読みながら涙が止まらない」「明日の朝が怖い」という状態なら、この先の判断軸は読まなくていいです。
今日のあなたに必要なのは、布団に入ること、温かいものを飲むこと、それだけかもしれません。
動かない夜は、休んでいい時間です。
少し気持ちが落ち着いたタイミングで、また読みに来てもらえたらと思います。
1年目の保育士が「辞めたい」と感じる、よくある理由
まず、あなたが今抱えているしんどさに、名前をつけていきます。
名前がつかないままモヤモヤを抱え続けると、だんだん「自分がおかしいのかも」と思えてきます。
でもたいていは、誰もが通る1年目特有の壁です。
先輩や主任の目線が、とにかく怖い
1年目で一番消耗するのが、これだと思います。
私も1年目のころ、先輩がこちらに歩いてくる足音だけで心拍数が上がっていました。
「また何か言われるんじゃないか」という予期不安で、子どもと遊んでいるときも常に視線を気にしている。それだけで、一日が終わる頃にはヘトヘトでした。
1年目は、何をしても「足りない」「違う」と言われやすい時期です。
これは多くの場合、あなたが特別に劣っているわけではなく、1年目に対する指導文化がそうなっているだけ、ということが多いです。
仕事量が、想像の5倍くらいある
書類、連絡帳、制作物準備、行事の企画、クラスだよりの作成。
現場に出て初めて、「保育は子どもと遊ぶこと」だけではないと気づいた方は多いはずです。
私も1年目のころは、家に仕事を持ち帰る日が当たり前で、夜の10時や11時に画用紙を切っていることも珍しくありませんでした。
休みの日も頭の片隅で「明日の準備」がぐるぐる回っていて、休めた感覚がない。
その状態で月曜日の朝を迎えると、もう一週間が始まる前から疲れていました。
保護者対応で、自信をごっそり持っていかれる
「今日、うちの子が転んだって聞いてないんですけど」
「もっとこうしてほしいんですが」
——お迎え時のひとことで、その日の疲れが一気に重くなる。
1年目は特に、こういう声にうまく返せず、家に帰ってからずっと考え込んでしまう方が多いです。
でも、保護者対応のスキルは1年目で身につくものではありません。
経験年数で自然に磨かれていく領域です。
今うまく対応できないのは、当たり前のことです。
「できない自分」へのダメ出しループが止まらない
「今日もうまくいかなかった」
「またあの子を泣かせた」
「先輩みたいに動けない」
寝る前に一日を反省して、それが自己否定に変わっていく。
朝起きた瞬間から「また今日も失敗するんだろうな」と気が重くなる。
このループに入ってしまうと、仕事の「できる・できない」以上に、自分を責める時間でエネルギーが奪われていきます。
体が、先に壊れはじめる
睡眠が浅い、食欲がわかない、涙が勝手に出る、朝起きると胸が苦しい、電車に乗るだけでしんどい——。
こういうサインが出ているなら、もう精神論でどうにかする段階ではありません。
心や体の不調は「状況を変えたほうがいい」と、自分が出している赤信号です。
「3年は続けるべき」という言葉を、真に受けなくていい
「とりあえず3年は続けなさい」
「1年目で辞めたら次で苦労する」
そんな言葉に苦しんでいませんか?
結論から言うと、これは根拠のない神話に近いです。
保育業界は慢性的な人手不足で、1年目・2年目で転職した人も普通に採用されています。
エージェントの担当者に話を聞くと、「1年未満で辞めた方の転職支援、ぜんぜん珍しくないですよ」という声が多いです。
そもそも「3年」という数字の根拠は、昭和時代の終身雇用文化の名残です。
自分の心や体を壊してまで、その数字を守る必要はありません。
3年続けた結果、燃え尽きて業界全体から離れてしまう人の方が、長い目で見ると損をしてしまいます。
1年目で辞めることのメリット・デメリット(正直に)
感情だけで決めると後悔することもあるので、両面を書きます。
1年目で辞めるメリット
- 心と体を守れる(これが最大)
- 若さと柔軟さを評価される年齢で、次を選べる
- 合わない環境を引きずらない分、次の職場で活躍できる可能性が高い
- 保育士資格があるので、次の選択肢(他園・異業種)が多い
1年目で辞めるデメリット
- 面接で「なぜ1年で辞めたか」を聞かれる(ただしエージェントが伝え方を一緒に考えてくれます)
- 業務をひと通り経験する前に辞めるので、次の職場でまた一から覚える感覚はある
- 「辞めぐせがつくかも」という漠然とした不安(実際は、本人の次の選び方次第です)
どちらも事実ですが、心身が壊れるリスクに比べると、デメリットは対処可能な範囲、と私は感じています。
「今辞めるかどうか」を判断する3つの問い
感情が大きく揺れているときは、自分の中にある本音を整理するのが難しいです。
以下の3つの問いに、落ち着いた時間に一人で答えてみてもらえたらと思います。
問い① 身体に症状は出ていますか?
眠れない・食べられない・涙が止まらない・朝起きられない・出勤中に吐き気がする。
ひとつでも当てはまるなら、答えはもう出ているのかもしれません。
早めに環境を変える選択を、最優先に考えていい段階です。
問い② 半年後も、同じ状況に耐えられそうですか?
「今は新人だから」は通用しますが、半年後に「環境のほう」が変わる保証はどこにもありません。
むしろ、先輩関係や園の体制は、個人の努力で変えられない部分がほとんどです。
今の職場で半年後の自分を想像してみて、耐えられないと感じるなら、動くサインだと思います。
問い③ 保育士の仕事自体は、好きですか?
「子どもと関わるのは好き、でもこの職場が無理」なら、転職で解決できる可能性が高いです。
同じ保育士でも、園によって働きやすさはまったく違います。
一方で「保育の仕事自体が合わなかった」と感じるなら、異業種への転職という選択肢もあります。
保育士資格は、他の分野でも活かせるんです。
「辞める」を決めたら、次にやること
いきなり退職届を書く前に、以下の順番で進めると失敗しにくいです。
- 今の状況を整理する:何がしんどいのか、どんな職場なら続けられるのか。紙に書き出すだけでも頭が整理されます
- 転職エージェントに「相談だけ」しに行く:登録=転職確定ではありません。プロに話を聞いてもらうだけで視界が変わります
- 求人を2〜3社比較してから決める:1社目の内定に飛びつかない。条件の違いを見てから、納得して選ぶ
- 内定が出てから退職を伝える:先に辞めて無職期間を作ると、焦りで次を妥協しがちです
特に1年目で辞める場合は、「伝え方」と「次の選び方」が大事になります。
ひとりで全部やろうとせず、保育士専門のエージェントに伴走してもらうのが、一番ラクで確実な動き方だと思います。
相談だけでも、エージェントは使えます
「1年目で辞めたいって、そもそも相談していいのかな」と不安に感じる方も多いと思います。
でも、むしろ早い段階で相談に来る新人保育士さんは、エージェントから見ると「自分のキャリアを真剣に考えている人」として扱われることが多いです。
登録は、引き返せない契約ではありません。
「やっぱり今の職場で続けよう」でも、「もう少し様子を見てから動こう」でも、いつでも撤回できます。
よくある質問
Q. 1年目で辞めると、次の面接で不利になりませんか?
A. 伝え方次第です。
「合わなかった」「しんどかった」ではなく、「よりチームワークを大切にした園で働きたい」「自分の強みを活かせる規模の園を選び直したい」といった前向きな表現に変換します。
エージェントに登録すると、この変換を一緒にやってもらえます。
Q. 今の職場にバレずに、転職活動できますか?
A. できます。
エージェントには守秘義務があり、現職に連絡が行くことはありません。
面接日程も、休日や業務時間外で調整してもらえます。
Q. 辞めるタイミングは、いつがいいですか?
A. 一般的には「年度末(3月末)退職→4月から新しい職場」が円満です。
ただ、体調不良が出ているなら、そこまで待つ必要はないと思います。
無理して続けて心身を壊す方が、長い目で見てダメージが大きくなります。
エージェントに相談すれば、あなたの状況に合わせたタイミングを一緒に考えてもらえます。
最後に|1年目のあなたへ
1年目で「辞めたい」と感じている自分を、どうか責めないでもらえたらと思います。
そう感じるほど、あなたは真剣にこの仕事と、子どもと、自分に向き合ってきた、ということです。
「3年は続けなきゃ」「1年で辞めたら負け」
——その言葉は、今のあなたには必要ない言葉です。
一番守るべきは、あなた自身の心と体です。
それが守れていれば、保育士として続ける選択も、別の道に進む選択も、あとからちゃんと取り返せます。
最後にひとつだけ。
私は1年目の自分に戻れるなら、「相談だけしてみたら」と声をかけたいなと思っています。
当時の私は誰にも相談せず、ひとりでぐるぐる考えて、結局そこから何年もかけて答えを出しました。
あなたには、ひとりでぐるぐる悩む時間を、私みたいに長くは持ってほしくないんです。
「辞める」と決めなくていいです。
相談だけでも、その一歩は十分大きな一歩です。
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