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「せっかく勇気を出して転職したのに、前の職場の方が良かったかもしれない……」
保育士の転職でよく聞く後悔の言葉です。転職という決断そのものは間違っていなくても、「選び方」でつまずいてしまう人が本当に多いんです。
この記事では、保育士の転職で多い5つの失敗パターンと、それぞれの具体的な避け方をお伝えします。私自身の後悔も正直に書いています。
・転職で失敗した元保育士たちに共通する5つのパターン
・給料・口コミ・直感・焦り・自力主義|よくある落とし穴
・失敗を避ける「最初に決めるべき1つの軸」
・元保育士が後悔から学んだ「事前確認しておけばよかったこと」
・成功する人が選んでいる「動き方」の共通点
保育士の転職で失敗する人には、意外と共通点がある
転職で後悔する保育士には、いくつかの共通パターンがあります。これを事前に知っているだけで、失敗の確率は大きく下がります。
1つ目|給料の数字だけで決めてしまう
「基本給が今より高い!」と飛びついたものの、入ってみたら残業代が出ない、みなし残業がすでに組み込まれている、賞与がほぼない——。時給換算すると前の園と変わらなかった、というケースはとても多いです。
避け方:年収の「実態」を数字で確認する
求人票の数字だけじゃなく、以下を必ず確認してください。
- 月給の内訳(基本給・各種手当・みなし残業の時間数)
- 賞与の実績額(「◯ヶ月分」ではなく「昨年度実績◯万円」で聞くのがコツ)
- 残業の平均時間、持ち帰り仕事の有無
求人票の「年収例」は、上位のスタッフの数字が使われていることが多いです。「平均的なスタッフの年収は実際いくらか」を聞くと、現実が見えてきます。
2つ目|「どこも似たようなもの」と思い込んで情報収集をやめる
「保育園なんてどこも同じでしょ」という思い込みで転職先を選ぶと、また同じ問題にぶつかります。保育方針、残業の実態、人間関係——この3つは園によって天と地ほど差があります。
避け方:必ず見学に行って「現場の空気」を吸う
見学は本当に大事です。見るべきポイントは3つ。
- スタッフの表情と会話の様子(穏やかか、ピリついているか)
- 子どもへの声かけが穏やかかどうか
- 見学を断る園には要注意(見せたくない何かがある可能性)
3つ目|「今の職場を辞めたい」だけで動いてしまう
現職への不満から逃げるためだけの転職は、新しい環境でも別の不満を生みやすいです。大切なのは「何を実現したいか」を自分の言葉で持っておくこと。これが、後悔しない転職の第一歩です。
避け方:転職の「軸」を紙に書き出す
転職する前に、以下の3列を埋めてみてください。
| 絶対に譲れない | できれば叶えたい | 妥協できる |
|---|---|---|
| (例)残業なし | (例)自然保育の方針 | (例)通勤時間 |
この「軸」があるだけで、求人を見るときの判断基準が明確になって、迷いが一気に減ります。
一人で書き出せないときは、話しながら整理するのがラク
「軸を書き出そう」と思ってノートを前にしても、急に手が止まるものです。モヤモヤしたものを言葉にするには、誰かに話しながら整理するのが一番ラクでした。私自身、誰かに話して初めて「あ、私は残業が嫌なんじゃなくて、持ち帰り仕事がしんどかったんだ」と気づけた経験があります。こういう気づきは、保育士の話をわかってくれる相手に話したほうが圧倒的に早いです。
4つ目|焦って決めてしまう/逆に、調べ続けて動けない
「早く辞めたい」「内定が出たから早く返事しなきゃ」という焦りは、後悔につながります。でも、焦りの反対側にある「調べすぎて動けない」状態も、実は同じくらい危険です。
正直に書きますが、私がまさにこのパターンでした。最初は転職エージェントを使わずに、ネットで自分で調べていたんです。求人サイトを見ては比較して、口コミを読んでは不安になって、また別のサイトを開いて——。調べているつもりが、気づいたら時間だけが過ぎていて、転職活動そのものがなかなか前に進まなかった。結果、退職を決意してから実際に転職するまで、世間で言う「3〜6ヶ月」よりずっと長い時間がかかりました。
避け方:内定後は1週間、調査段階ならプロに早めに頼る
内定をもらったら「検討させてください」と1週間もらうのは、社会人として当然の対応です。一方で、情報収集段階で時間が溶け続けているなら、一人で調べ続けるより早めに転職エージェントに相談したほうが圧倒的に早いです(このあとの5つ目で詳しく書きます)。
5つ目|転職エージェントを使わず、一人で全部やろうとする
自分で求人サイトを眺めるだけでは、公開されている求人しか見られません。保育士の転職市場には、エージェント経由でしか紹介されない非公開求人がたくさんあります。
避け方:エージェントは早いほど得
エージェントのメリットは求人紹介だけじゃありません。
- 職場の内部情報(人間関係・残業実態・離職率)を教えてもらえる
- 面接対策や自己PRの添削をしてくれる
- 給与交渉を代わりにやってくれる
- 内定辞退の連絡も代行してくれる
一人では絶対に得られない情報と支援が、全部無料で使えます。エージェントの選び方はこちらの記事にまとめています。
私が今でも一番後悔しているのが、このエージェントに早く相談しなかったことです。3年間、週末に求人サイトをただ眺めるだけで時間を溶かしていた当時の自分に、「相談だけなら無料で、しかも今日できるよ」と伝えたい。相談だけして、そのまま動かない選択もできる。それを知っていれば、あの3年はもう少し軽かったはずです。
転職前のチェックリスト
動き出す前に、以下を自分に確認してみてください。
- 転職の「軸」(譲れない条件・妥協できる条件)を書き出した
- 年収の内訳(残業・賞与の実態)を求人票以外の情報源で確認した
- エージェントに相談して非公開求人を見せてもらった
- 内定後も焦らず、1週間は考える時間をとった
- 見学に行って、現場の空気を自分の目で感じた
よくある質問
Q. 転職後すぐに辞めることはできますか?
A. 可能ですが、短期間での離職は次の転職活動で不利になる場合があります。だからこそ、転職前の情報収集を丁寧にしてミスマッチを防ぐのが大切です。
Q. 転職活動中に現職の同僚にバレますか?
A. エージェントを通した活動は守秘義務で守られているので、現職に伝わることはありません。自分のペースで進められます。
最後に|転職の失敗は、ほとんど「防げる失敗」
保育士の転職で後悔する人の多くは、情報不足と焦り、そして「一人で抱え込んでしまうこと」が原因です。
転職の「軸」を持って、エージェントを早めに頼って、現場を自分の目で見る。この3つを押さえるだけで、成功の確率は本当に大きく変わります。
私のように「ネットで調べ続けるだけで時間を溶かす」を繰り返さないでほしい、と心から思います。まずは無料相談だけでも、一歩踏み出してみてください。

