元保育士が厳選!2歳児にぴったりの絵本3選①親子で楽しむ読み聞かせの時間

乳児向け(0~3歳)

こんにちは!
元保育士のブロガーのれいです。

今回は2歳児向けの
おすすめ絵本を
3冊ご紹介します。

どれも保育園で
子どもたちが大好きな絵本だったので、
読み聞かせの時間が
楽しくなること間違いなしです。

保護者の皆さんや
保育士さんにとっても、
絵本を通じて
お子さんとの
素敵な時間を
過ごしていただけるように、
読み聞かせのコツや
ポイントも含めて
詳しくご紹介しますので、
ぜひ最後まで
お読みください。

絵本『おおきなかぶ』 A・トルストイ 再話 / 佐藤忠良 絵

あらすじ

『おおきなかぶ』は、
ロシアの民話をもとにしたお話です。
おじいさんが
植えたかぶが
どんどん大きくなり、
収穫しようと引っ張りますが、
あまりにも大きくて
一人では抜けません。

おばあさん、孫娘、犬、
猫、そしてネズミと、
次々にみんなが力を合わせて
引っ張ります。

最後にみんなの力が合わさって、
ようやく大きなかぶが抜ける
という楽しいお話です。

おすすめポイント

この絵本は、
繰り返しの
リズミカルな文章が特徴で、
2歳児の子どもたちに
ぴったりです。

みんなで
力を合わせることの
大切さを
自然に学ぶことができます。

また、佐藤忠良さんの
少しリアルで
温かみのあるイラストも魅力的で、
子どもたちの
想像力を引き立てます。

読み聞かせのポイント

読み聞かせの際には、
「うんとこしょ、どっこいしょ」と
一緒に掛け声を
かけながら読むと、
子どもたちも楽しんで
参加してくれます。

保育園で
読み聞かせをするときも
子ども達も一緒に
「うんとこしょ、どっこいしょ」と
嬉しそうに言ってくれていました。

登場人物や
動物たちの声を変えて読むと、
さらに面白さが増します。

また、実際にお子さんと
引っ張る動作を真似してみると、
親子で一緒に
物語の世界を体験できます。

何度読んでも
嬉しそうに見てくれた絵本です。

また、
保育園の給食で
「かぶ」が出る時に読み
おじいさんの
大きなかぶが入っているよ、
というと、
野菜苦手な子も
食べてみる!
となることも
ありましたよ。

他にも劇あそびごっこで、
一人ずつ順番に呼んで
みんなで繋がって
「うんとこしょ、どっこいしょ」と
かぶを抜く真似をして
楽しんだりもしました。

次呼ばれるかな?と
ワクワクした顔で
待っている
子どもたちの顔が
なんとも言えず
かわいいです。

おうちでも、
何かをひっぱる時に
いっしょにひっぱりながら
「うんとこしょ、どっこいしょ」と
おおきなかぶごっこを
楽しめますよ!

絵本『しろくまちゃんのほっとけーき』わかやまけん 作・絵

あらすじ

『しろくまちゃんのほっとけーき』は、
しろくまちゃんが
お母さんと一緒に
ホットケーキを作るお話です。
材料を混ぜて、
焼いて、
ひっくり返して…といった過程が
丁寧に描かれており、
最終的に
美味しいホットケーキが
完成します。

食べるシーンも
楽しそうで、
お料理の楽しさが
伝わる絵本です。

おすすめポイント

この絵本は、
具体的な
調理のプロセスが
描かれているため、
子どもたちにとっても
親しみやすい内容です。

ホットケーキを
作る楽しさや、
出来上がったときの
喜びが伝わり、
親子でお料理を
楽しむきっかけにもなります。

わかやまけんさんの
シンプルでかわいらしいイラストも
魅力的です。

読み聞かせのポイント

読み聞かせの際には、
ホットケーキを作る音を
効果的に使いましょう。
「まぜまぜ」
「じゅーじゅー」
「ぺたん」など、
調理の音を一緒に口に出してみると、
子どもたちも
興味津々になります。

また、
実際にホットケーキを作るときに、
この絵本を思い出して、
一緒に楽しむこともできます。

火傷には充分注意しながらですが、
ホットケーキが
焼けるところを
見せてあげたり
混ぜる過程を
子どもと
一緒に楽しめると
食育にもつながります。

絵本『ぞうくんのさんぽ』なかのひろたか 作・絵

あらすじ

『ぞうくんのさんぽ』は、
ぞうくんが散歩をしていると、
次々に友だちが
加わっていく
そんなお話です。

ぞうくんの背中に
かばくん、
わにくん、
かめくんが
次々に乗り、
一緒に散歩をしますが、
重さに耐えられなくなり、
みんなで池に
落ちてしまいます。

ユーモラスで
楽しい結末が
魅力の一冊です。

おすすめポイント

この絵本は、
登場キャラクターの
動きがユーモラスで、
子どもたちを笑顔にしてくれます。

また、友だちとの関わりや
一緒に遊ぶ楽しさを
学ぶことができ、
社交性の発達にも
役立ちます。

そして、
なかのひろたかさんの
イラストは、
シンプルながらも
表情豊かで、
物語の楽しさを
引き立てます。

読み聞かせのポイント

読み聞かせの際には、
動物たちの声を変えて読むと、
子どもたちも
物語に引き込まれます。
動物が増えるごとに
「どんどん重くなってきたね!」と、
重さを強調するような
表現を加えると、
さらに楽しさが増します。

また、最後のシーンで一緒に
「どぼーん!」と声を出すと、
子どもたちも大喜びします。

保育園では
自由遊びの時に
ぬいぐるみで
「やあ、〇〇ちゃん
一緒に散歩に行こう
背中に乗せて」
と言って
子どもが
「いいよー」と
ハイハイの体勢になってくれたら
背中にぬいぐるみを乗せてあげて
落とさないように
バランスをとりながら
みんなで移動して
お部屋で
ぞうくんのさんぽごっこを
楽しんだりもしていました。

 

「まとめ」

今回は
2歳児にぴったりの
絵本3冊をご紹介しました。

それぞれの絵本には、
子どもたちが
楽しみながら学べる要素が
たくさん詰まっています。

繰り返しのリズムや
親しみやすいキャラクター、
友達との関わり方など、
子どもたちの成長を
サポートする内容が魅力です。

絵本の読み聞かせは、
親子の大切な
コミュニケーションの
時間でもあります。

ぜひ、
今回ご紹介した絵本を
手に取って、
お子さんとの
素敵なひとときを
過ごしてくださいね。

絵本を通じて、
親子の絆が深まり、
お子さんの成長を見守る
楽しさを感じていただければ
幸いです。

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